Episode 2 「キュリオ消滅五秒前」
Scene1: モニタ
電波ジャックによりモニタに映し出されるQ星人
- Q司令
- キュリオシティ全人民に告ぐ。残念ながら君たちは我々の要求を受け入れなかった。これより月基地に設置された反物質光線砲がキュリオシティーを虚数空間に引きずり込む。日の出とともに、諸君らは虚無に帰するのだ、ははははは
Scene2: 司令室
カメラに向かって喋るQ星人
- Q司令
- 〜虚無に帰するのだ、ははははは
- Q2
- はい、OKです
- Q司令
- よし、月基地を呼び出せ。反物質光線砲発射スタンバイ
Scene3: 月基地
(出動アニメ)
Scene4: 司令室
- アナウンス
- エネルギー充填完了
- Q司令
- 秒読み開始
- アナウンス
- 5、4、3、2、1、
(何も起きない)
(司令は激昂して、参謀は冷静に)
- Q司令
- (参謀の方を振り向き)どうした、何が起きた
- Q参謀
- システムは正常に作動しています
- Q司令
- おい、オペレーターを呼び出せ
モニタにピン合う
Scene5: 月基地
熟睡するオペレーター
- Qオペレーター
- すーすー
Scene6: 司令室
- Q参謀
- やはり60秒は長すぎたか
- Q司令
- あいつは何をしている?
- Q参謀
- 腕は確かなんですけどね
- Q司令
- ・・・
- Q参謀
- エネルギー充填に60秒かかります
- Q司令
- ・・・(きをとりなおして)状況の変化により、作戦を一部修正。(カメラ目線、ユーザーに)あらゆる手段を使い、秒読みの間にヤツが眠るのを阻止せよ
GAME
(オペレーターが眠らないようにするゲーム)
Epilogue: 司令室
- アナウンス
- 5、4、3、2、1、
- Q司令
- よし、やっと発射できるぞ、これで人類も自分の愚かさに気付くだろう、ははははは
月基地
発射される反物質光線砲
月から地球越しの太陽
光線砲、地球を大きくはずれる
- Q司令
- (ポツリと)腕は確かといわなかったか?
暗転