カーブにシュートにナックルボール! 腹の0系、超特急。
ポンプの唸りが夜霧を裂けば、颯爽らっこのキャッチが冴える!!
NOTE TVシリーズ設定
宇宙ラッコ、名前は「ラッコさん」(性別は曖昧)。
宇宙修学旅行で地球に来訪。
右投げ、右打ち。
飼い主は小学4年生の裸子勝照くん。
勝照くんのお姉さんは女子高生でラッコさんとは、そりがあわない。
好物は、ミョウガ(宇宙ウニに味が似てる)。
苦手なものは、ちんすこう(甘過ぎ)。
新幹線(別売:D51、ブルートレインなどが発売予定)の先端には連結器が格納。
梯子車(別売)は、4階建て程度の火災に対応。
右手のカチューシャ(別売)は海外市場を睨んだもの。
Ultragraphic(ASCII) 2000 vol.2「キッズ向けキャラの魔力」より引用
FEATURE
TVシリーズが好評のため、劇場版として公開された『らっこさん』シリーズは、1作目『らっこさん〜the Movie』から最終作『フレッシュマン!!らっこさん』まで、3年間で31作が制作された。本作は、その17作目にあたり、続に『らっこさん50m!編』と呼ばれる第三部の2作目に数えられる。ちなみに第一部は、TVシリーズの設定の延長(TV版の設定は先月号を参照のこと)で生活コメディーとして制作され、1作目から3作目までがこれにあたる。第二部は、一転して話術が巧みになったらっこさんが、全国の名所を旅しては恋に破れる泣き笑いとして制作されたが、近年、そのスラプスティックな一面が一部若い世代に再評価される兆しが見られている。
さて、16作目『黒い雨だよ!らっこさん』で放射能を浴びて巨大化したらっこさんは、本作『らっこさん対メカらっこさん』でも巨大な姿でスクリーンに登場する。しかし、「劇場版3作目以降は認めぬ」という熱心ならっこさんファンの間でも殊更に評価が低い本作は、とりとめのないメカらっこさんのデザイン(背中の梯子車に対しての火消しという安直さ!)に象徴される通り、アンタイヌーボーロマンを標榜する監督はいったい何を提示しようとしていたのか、理解に苦しむと言わざるを得ない仕上がりを、4時間40分もの間スクリーンにさらすのである。メカらっこさんのピッチングマシンから放たれるナックルボールを、らっこさんがもののみごとにキャッチするクライマックスも、それじゃあ二人は同じチームなのか..という疑問をはさむまでもなく迫力に乏しく、「両者ともただデカイだけ」という対決には、狸御殿物という表現も手伝ってか、見る度に閉口させられることしきりである。
そして、次作、軟式に転向して再度らっこさんに挑むメカらっこさん『改造メカらっこさん物語』以降、二人はコンビを組み、反発しあいながらも、各地の悪監督・悪コーチを懲らしめる旅に出る、第4部が幕を開けることとなる。
NOTE 劇場版
TVシリーズが好評のため、劇場版として公開された『らっこさん』シリーズは、1作目『らっこさん〜the Movie』から最終作『フレッシュマン!!らっこさん』まで、3年間で31作が制作された。
劇場版らっこさんの資料は、激しく散逸しているため、以下のフィルモグラフィにも欠落が多く見られます。当方でも、新たに発掘され次第、随時更新していく所存ではありますが、もし、これをご覧の方の中で、資料(題名、あらすじ、批評、画像等)を(頭の中等から)発掘した方がいらっしゃりましたら、断片的なものでもかまいませんので、こちらまでお知らせ下さい。
第一部『らっこさん すこしふしぎ編』
特徴:TVシリーズの設定の延長で生活コメディーとして制作
No | 題名 | 批評 |
---|---|---|
1 | らっこさん〜the Movie | — |
2 | 不明 | — |
3 | 不明 | — |
第二部『らっこさん 男純情編』
特徴:一転して話術が巧みになったらっこさんが、全国の名所を旅しては恋に破れる泣き笑いとして制作されたが、近年、そのスラプスティックな一面が一部若い世代に再評価される兆しが見られている。
No | 題名 | 批評 |
---|---|---|
4 | 不明 | — |
5 | 不明 | — |
6 | 不明 | — |
7 | 不明 | — |
8 | 不明 | — |
9 | 不明 | — |
10 | 不明 | — |
11 | 不明 | — |
12 | 不明 | — |
13 | 不明 | — |
14 | 不明 | — |
15 | 不明 | — |
第三部『らっこさん 50m!編』
特徴:ひょんなことから、放射能を浴びたらっこさん。反核や環境問題を裏にはらんでいるやら、いないやらで、50mに巨大化。あまりに唐突な展開に、コアなファンの間でも大不評だったため、3作で打ち切りとなる。
No | 題名 | 批評 |
---|---|---|
16 | 黒い雨だよ!らっこさん | 放射能を浴びて巨大化 |
17 | らっこさん対メカらっこさん | 「劇場版3作目以降は認めぬ」という熱心ならっこさんファンの間でも殊更に評価が低い本作は、とりとめのないメカらっこさんのデザイン(背中の梯子車に対しての火消しという安直さ!)に象徴される通り、アンタイヌーボーロマンを標榜する監督はいったい何を提示しようとしていたのか、理解に苦しむと言わざるを得ない仕上がりを、4時間40分もの間スクリーンにさらすのである。メカらっこさんのピッチングマシンから放たれるナックルボールを、らっこさんがもののみごとにキャッチするクライマックスも、それじゃあ二人は同じチームなのか..という疑問をはさむまでもなく迫力に乏しく、「両者ともただデカイだけ」という対決には、狸御殿物という表現も手伝ってか、見る度に閉口させられることしきりである。 |
18 | 改造メカらっこさん物語(すと〜りぃ) | 軟式に転向して再度らっこさんに挑むメカらっこさん |
第四部『らっこさん 流れ旅編』
特徴:「改造メカらっこさん物語(すと〜りぃ)」で、友情が芽生えたらっこさんとメカらっこさんは、時に反発しあいながらも、いつの間にか、体長も元に戻って、各地の悪監督・悪コーチを懲らしめる旅に出る。
No | 題名 | 批評 |
---|---|---|
19 | 不明 | — |
20 | 不明 | — |
21 | 不明 | — |
22 | 不明 | — |
23 | 不明 | — |
24 | 不明 | — |
25 | 不明 | — |
26 | 不明 | — |
27 | 不明 | — |
28 | 不明 | — |
29 | 不明 | — |
30 | 不明 | — |
31 | フレッシュマン!!らっこさん | — |